こんにちは!
こうしてブログを書くのもあと少しだと思うと、
やり残したことをやりつくそう!ということで
私の知らない人にも私の声が届くかもしれない今のうちに、
受験生の方にメッセージを送りたいな、と思います。
ちょっと長いですが、受験勉強しんどいな、と感じている方に
ほんの少し勇気のかけらのかけらみたいなものでもあげられれば…と思いますm(_ _)m
高校の制服(当時高3)!
私は、高校時代に通っていた予備校で、高校を卒業してからずっと講師のアルバイトをしているのですが
担当している受験生の生徒さんとお話していると
ああ、入試が近づいているな…という気がしてきます。
東大志望の方は、先週末の駿台実戦模試を受けられたでしょうか??
実は、私が東大を受ける!と決めたのは
丁度高3の11月の駿台実戦模試の頃でした。
…遅いですよね(ーー;)
私の母校である日本大学高校には現在は特進クラスがあり、一般受験をする人も増えているのですが、
私の在学当時は特進クラスなどは存在せず、ほとんどの人が高3の秋頃に推薦で進学を決めるため
一般入試、まして国立大学を目指す人はほとんどいませんでした。
現役で東大に合格を決めた先輩もいない、もちろん周りに東大を受ける友達も1人もいない中で
東大を目指すということはかなりチャレンジングなことで、
周りに「馬鹿げている」と思われるのも嫌だったし、
東大になんて入れるわけがないと自負もしていたので
高1の頃から抱いていた東大への憧れをずっと押し殺していました。
11月まで、東大よりもセンター試験の足切り点が低く、二次試験の勉強に専念できるという理由で
東京工業大学を目指す、ということにしていたのですが
やはりもやもやが残った状態で11月に塾の先生と面談をしました。
そこで先生に全てを話し、
「そんなに強い思いがあるなら、東大に挑戦するしかない。あと3ヶ月と少しの間、死に物狂いでやってみなさい。絶対死なないから!笑」
と背中を押してもらい
やっと、ああ、自分は東大を目指すしかないんだ、と決意することができました。
(思い出しただけで泣きそうです…
この言葉を下さった先生には感謝してもしきれません)
実は、まだ東大受験を定めていなかった8月に、
一応…と、駿台の東大実戦模試を受けていたんです。
結果はE判定でした。
自信は1つもなくて、上にはそれまでコツコツ努力してきた人が沢山いて、
この人たちをみーんな抜かして合格圏内に入るなんて、無理だ!
と、何度も何度も諦めかけました。
高校に行くと、もう進学が決まった人たちが楽しそうにしているのを見て
辛くなってトイレに駆け込んで泣いたりしていました(笑)
でも、泣いているときにはかけよって励ましてくれる友達や先生方がいて、
塾には毎日一緒に頑張ってる友達がいたから
また立ち上がって頑張ろう!と思えました。
家族にも沢山心配かけましたね…。
もしも今、不安に飲み込まれそうな受験生の人がいたら、
周りを見てみて下さい。
きっと、見守ってくれている人
あるいは、同じように踏ん張っている人がいるはずです。
絶対に一人じゃない!と思うことが
また立ち上がる力になると思います。
それでも、自分は1人だと思う人がいたら、
未来の自分を想像してみて下さい。
私がずーーーっと思い描いていたのは、合格発表の日に掲示板の前で胴上げされている自分の姿です。
辛くなったら目をつぶって、そのシーンを何度も何度も再生しました。
今頑張るのをやめたら、この未来への道は閉ざされる。
でも、今の努力が、もしかしたらこの未来に繋がるかもしれない。
そんな風に、強い理想を持ち続けてください。
受験生の方はあと3ヶ月と少し、どうか希望を持ち続けてほしいです。
問題がどうしても解けなくてずっと自信がなかった私が
「もしかしたら、万が一のことが起きたら、受かる可能性があるのかもしれない!」
とやっと思えたのは、入試のたった1週間前でした。
身体にお気をつけて。
陰ながら、応援しておりますm(_ _)m
おしまい
ps
進学先が決まった後も私のことを気にかけて最後まで応援してくれた高校の友達
(とてつもなく朝が弱い私が朝勉強できるようにセンター前1ヶ月間毎朝モーニングコールしてくれたり、
朝から晩まで塾に行くためなかなか会えなくて最寄り駅までわざわざチャリで会いに来てくれたり、
家にお米送ってくれたり、お守りをくれたり、素敵なアルバムを作ってくれたり、、)
勉強が手につかなくなって泣きついたらいつも優しく受け入れてくれて、絶対大丈夫と言い続けてくれた塾の先生方や、
わけわからない質問をしつこくする超問題児な私にいつもとっても丁寧に指導してくれたチューターの先生方、
(これで泣き止みなさい、とマカロンを渡された時には思わず笑顔になりました)
入試前日まで毎日毎日励まし合いながら一緒に頑張った塾の友達、
(集中して勉強した後の塾の帰り道馬鹿みたいな話で大笑いしたり、
年末年始塾が閉まってる間お互いの家を行き来して2人で部屋にこもって勉強したり、
センター試験で大失敗して泣きやまない私を寒い中夜遅くまでなだめ続けてくれたり、)
なにより私の学力の状況などなんにもわからない状態だったにも関わらず、なにも詮索せずにに見守っていてくれた家族
(ありとあらゆる神様にお願いしてくれたみたい)
全部鮮明に覚えています。
本当に、このご恩は一生忘れないと思います。
ありがとうございました。
本当におしまい